


こういった疑問にお答えしていきます。
本記事のテーマ
【徹底攻略】宅建に合格するまでの手順を無料公開【独学でも可能です】
記事の信頼性
・元証券会社勤務であり、不動産を取り扱う部署に知人がいて知識を得ている
・自分自身の体験を踏まえた記事でもある
読者さんへの前置きメッセージ
数ある宅建資格のサイトから当記事を開いてくださってありがとうございます。
結論から言いますと、この記事を見ることによって以下の成果を得る事ができます。
・宅建について理解する事ができる
・合格までの効率の良い勉強方法を知る事ができる
・おすすめの参考書と資格学校を知る事ができる
そして、想定する読者さんは以下の通りです。
・宅建を取得したいけど、正式名称すら分からない程度の人
・勤務先、就職予定先にて取得しなければいけない状況の人
・他のサイトを見てもよく分からなかったという人
読者さんの中には宅建という名前だけは聞いた事があるし、不動産関係っていうのは分かるけど、説明はできない人もいると思います。
初学の人にも理解ができるように噛み砕いて説明していくブログのため、その点は安心してもらえたらと思います。
改めて、当記事は初学の人が合格までの具体的な行動が掴めるようにサポートさせていただく記事になっております。
よくある怪しい商材を買わせたり、実態の分からないものに登録させたりなど一切ありません。
ある意味自己満足な感情の元で記事制作しているところもあるので、気軽に参考程度に読んでもらえらと思います。
前置きが長くなっては申し訳ないので、早速解説していきたいと思います。
目次でも分かるとは思いますが、当記事では以下の流れに沿って解説していきます。
① 宅建とはそもそも何か?
② 試験概要や合格率などについて
③ 効率の良い勉強方法について
④ おすすめの参考書を紹介
⑤ おすすめの資格スクールを紹介
⑥ 宅建取得後のやるべきこと
⑦ まとめ
読者さんの悩みを解決するための記事なので、知りたい段落から読んでもらえたらなと思います。

① 宅建とはそもそも何か?
よく宅建と聞くけれど、正式名称はご存知でしょうか。
宅建とは【宅地建物取引士】の略語になります。
いわゆる税理士や会計士といった士業の1つ。
つまり国家資格になります。
もし読者さんが宅地や建物の取引をする際に、一体何を理解をし、何を信用して取引していいのか分からない人って多いはずです。

あまり表立って事件として挙げられていないですが、トラブルが絶えないような世界なんです。不動産っていうものは・・・
そこで宅建という資格が作られ、正しい知識、絶対的な信用を基準とするルールが定められました。
不動産について重要事項の説明は宅建資格の保有者でなければ説明してはいけないので、トラブルも回避できるというもの。
とはいえ、取引する自分自身も知識を身に付けたいという人や信用度の高い資格のため多岐にわたる業種でも人気になっていく資格となったわけです。
だから、よく有利な資格は何かという話題で必ず挙がるのが宅建になるということ。
では、それだけ人気なのだから簡単なはず!と思われる方もいらっしゃいます。
結論は、国家資格の中では比較的易しめではあるものの、決して簡単な資格ではありません。
更には、この試験に合格しただけでは効力をなさないということにも注意が必要!
具体的なことは最後の方の段落で説明しますが、受験した都道府県で登録申請をし、宅地建物取引士証(通称:宅建士証)を交付されなければいけません。期限は5年などなど・・・
少し面倒さはありますが、それだけ社会的に信用度は高めの資格なので、仕方ありません。
改めて、宅建とは不動産知識のプロということになりますので、ある意味イメージ通りの資格です。
② 試験概要や合格率などについて
さて、受験勉強を始める前に知らなければいけない事があります。
それは以下の3点です。
・受験資格
・試験内容
・合格点と合格率
受験資格
結論は誰でも受験する事ができます。
年齢も学歴も性別もですし、国籍や実務経験などもいりません。
国家資格と聞くと受験資格に不安が出てきますが、比較的敷居の低いものとなっております。

試験内容
気になる試験内容についてです。
まずは試験形式について。
なんと4肢択一式のマークシート式です。
つまり、本当に分からないと思っても適当にマークをし、4分の1(25%)を選べれば得点になるわけですね。
そういう意味では予想外なラッキーで得点をすることができるわけなんですが、色々な試験をしてきた人は察するんじゃないでしょうか。
そう、4肢択の問題では引っ掛け問題が高度に扱われる傾向があります。
これが本当に悩んでしまう。確信を持ってマークをつけられないことが勉強をしてきた人でもよくある話。
そして、具体的な試験の問題は「宅建業法」「法令上の制限」「権利関係」「税金その他」の4つの項目で出題されます。
特に最も重要な知識と呼ばれる「宅建業法」は50問ある中で20問出される傾向があります。
簡単に点が取りやすい問題も多く出されているので、捉え方を変えれば、宅建業法をしっかりと勉強すると得点力が上がるわけですね。
次に多く出題されるのが「権利関係」の分野が頻出ですね。民法や借地借家法などと比較的点が取りにくく、受験する人の中でも苦手とする人が圧倒的に多いです。
それはつまり、点を取れるようになるだけでグッと合格に近づきやすくなるという意味でもあります。
意外と権利関係を避けて他のジャンルにコミットする人が多いですが、むしろ力を入れるべき分野だと言えます。例年14問ほど出題されている傾向です。
他の2つの分野はそれぞれ8問ずつ出題されている傾向です。
毎年似たような問題が出るので、いかに問題を解いてきたかが試される分野です。
点数の配分が少ない分、手を抜かれやすいところですが、しっかりと対策をしていないと痛い目を見ることになります。
以上の4つの分野から計50問が出題されることになります。
実は一部の人は【5点免除の制度】を受けられる制度があります。
そう多くはないと思いますが、宅地建物取引業に従事している方のみが受けられる制度になります。
こちらの制度を活用することによって5問減った45問になるのでお得ですね。
もし該当する人は活用した方がいいということになります。
合格点と合格率
さて、試験内容も分かったところで気になることといえば合格点と合格率のことだと思います。
結論、決められた合格点のラインがありませんが、36点以上は必須です。
その根拠となるのが例年の合格点の推移です。以下の表をご覧ください。
令和元年 | 35点 |
平成30年 | 37点 |
平成29年 | 35点 |
平成28年 | 35点 |
平成27年 | 31点 |
平成26年 | 32点 |
平成25年 | 33点 |
平成24年 | 33点 |
平成23年 | 36点 |
平成22年 | 36点 |
こちらの表はここ11年間の合格点を記録したものになります。
決まった合格ラインはないものの、平均的に見ると36点以上を取れば合格しやすいというがわかります。
それでは、肝心の合格率を同じように表で紹介していきたいと思います。
令和元年 | 17.00% |
平成30年 | 15.60% |
平成29年 | 15.60% |
平成28年 | 15.40% |
平成27年 | 15.40% |
平成26年 | 17.50% |
平成25年 | 15.30% |
平成24年 | 16.70% |
平成23年 | 16.10% |
平成22年 | 15.20% |
平均的に16%前後といったところでしょうか。

と思われるでしょうが、他の有名な国家資格を考えてみると極端に難易度が高いわけではありません。
それに合格するまでの期間もダントツで早く取得できることを考えると見方が変わると思います。
また、合格率を10年分見ても大きく変動しないことから、過去問に沿った出題がされているということも分かります。
当たり前ではありますが、対策をして勉強すれば合格ができる試験ということになります。
③ 効率の良い勉強方法について
ネット上には多くの情報があり、正解がないテーマになってしまいますが。
当記事では、出来るだけ生活するにあたって負担を少なくし、効率的に勉強する方法を紹介していきます。
とはいえ、本来最もベストな方法は資格学校で講座を受講する事だと思います。
やはりその道のプロが合格に最適な研究や分析もしており、知識量が凄いので1番合格に近く、確実性があるといえます。

そして、独学ではなかなか理解しにくい部分もあるので、資金に余裕がある方は迷わずに資格学校の講座を受講してください。
それだけに独学は容易ではありませんので、少しでも効率的に勉強ができるように以下の手順で頑張っていきましょう。
・過去問をしっかりと見てみる
・宅建業法の知識を固めていく
・権利関係を学んでいく
・その他の分野を学んでいく
・過去問を3年分は解く
まずは過去問を見ましょう。
目的としては、設問の構成感覚を覚えるためです。
おそらく初学の人からすると、無駄と感じるくらい訳がわからない問題ばかりだと思いますが、「こんな感じなんだ〜」と思うくらいで大丈夫です。

さて、なんとなくでも試験問題のイメージでができたところで勉強を開始していきます。
闇雲に勉強するのではなく、重要度の高い分野から勉強していくことが重要。
試験内容の部分で説明した通り、配分として宅建業法の問題が多い傾向です。
また、他の問題に比べてやや簡単な分野のため、必ず得点しておきたい分野となっています。
この部分が得点できないと、試験に合格するのが一気に遠くなりますので、重点的に勉強しましょう。

ある程度宅建業法を学んだ後は、次に頻出される権利関係の分野を勉強しましょう。
ここも問題数が多いので、力を抜いていると失点が響いてしまう状態になります。
とはいえ、宅建業法と比べて難しめなのが厄介なところ。ここが得点できるようになれば合格は目の前まできたも同然です。

宅建業法と権利関係を網羅し、十分な知識を得た後は残りの分野へ取り掛かります。
問題数が多くないとは言え、勉強範囲は狭くないので、テキストに載っている頻出ポイントを参考に効率よく勉強することが大切です。

最後のフェーズとして、過去問を解くようにしましょう。
本来、この手の試験の勉強法としては過去問から解いていき、苦手箇所をテキストで学ぶのが基本。ですが、宅建においては専門的内容が過ぎるので、非効率化してしまいます。
しっかりと知識をつけた上で、過去問を繰り返し解いていくことが重要です。

ざっくりですが、宅建を独学するならこの勉強方法がベストだと思います。
そして、最も効率的に合格を目指すなら資格スクールが一番良いです。
お金はかかりますが、プライベート時間の確保、一発合格、モチベーションの維持などのメリットが多くあります。
宅建の資格であれば、他の国家資格に比べて値段も安いので受講しやすさはありますね。
本当はこの資格スクールで学ぶのがおすすめしたいです。
④ おすすめの参考書を紹介
ここでは、おすすめの参考書を紹介していきます。
重視すべき点は「わかりやすさ」です。
個人差はあると思いますが、いわゆる鉄板な本たちです。
大手資格スクールのTACより出版されている参考書。
他の教材に比べて、フルカラー、ですます調というのがポイントで、難しい表現も分かりやすく、見やすく完成されたテキストです。
当然ですが、ポイントも絞っており、厳選された問題も収録されているので確実に力がつくと思われる本ですね。
もし、これから参考書を買う予定の人は是非買ってみることをおすすめします。
先ほどのテキストと同じくTACより出版されている問題集になります。
数ある問題集と何が違うのか。それはとにかく「見やすく分かりやすい」「良問題が詰め込まれている」という2点だと思います。
どこの問題集も同じことを書かれているかもしれないですが、僕が見てきた中で最も見やすくて良かったのはこちらだと思います。
テキストで知識を得た後はこの問題集をするだけでも合格する力がつくはず。
おすすめしたい一冊です。
僕はブログでも、知人にも話すのですが、ぶっちゃけ資格のテキストや問題集は高いものの、資格スクールよりかは格安。
一見、参考書を購入して独学する方がコスパ良く感じますが、実は逆です。
たしかに投資額としては高いですが、無駄な時間をかけて勉強をしないので、プライベートの時間確保、プロによる的確な指導、モチベーションの維持が手に入ります。
何よりも独学と違って合格する確率は大幅に高まることを考えれば、実は資格スクールを利用した方がコスパが良いのです。
そのメリットを理解しつつも、経済的な理由で独学をする人に上記の参考書をおすすめしたいです。
⑤ おすすめの資格スクールを紹介
ここからはおすすめの資格スクールを紹介させていただきます。
その前に受講するに当たってメリットとデメリットを解説していきます。
重要なのはとにかく自信を持つこと。
メリット
・独学よりも圧倒的に効率よく学習ができる
・モチベーションの維持ができる
スクールではその道のプロ、そして場数を多く踏んできた人による講義を受けることになります。
つまり、試験においての取捨選択ができ、どういった学習が必要なのかを網羅しています。
そのため、最大のメリットとして効率よく勉強できるのは必然と言えます。
また、受講する以上、受動的に学習することにもなりますので、能動的に勉強するよりもモチベーションが維持できる傾向があります。
身近にモチベを上げてくれる人がいない場合に有効で、効率同様に独学にはないメリットとなります。
デメリット
・受講費がかかる
振り返ってもデメリットといえるのは受講費だけだと思います。
どうしても参考書だけを買って勉強をするよりかは費用がかかってしまいます。
とはいえ、時間と労力、分析をお金で買うという認識に変えれば安いといえるかもしれません。
スクールによって費用などが変わってきますので、今回は知人の情報を参考にして結果が出せるスクールを3つ紹介します。
TAC
資格スクールの王道は何と言ってもTACですね。
ここはとにかく実績に富んでおり、出版もされているほどのレベル。
メリット
・圧倒的な実績の元、出版もしているほどの講師から教わることができる
とにかく質の高い授業を受けることができます。
迷ったらここ!と言われるほどの大手資格スクールです。
デメリット
・他の資格スクールと比べて割高である
メリットの信頼と実績がすごい分、もちろん格安で受講できるわけではありません。
高いお金を払ってでも確実に資格を取得したいという方向けですね。
⬇︎TACで自分に合った講座を選ぶならここから⬇︎
スタディング
電車に乗る機会はありますでしょうか?
最近割と頻繁に電車の広告でも貼り出されるようになった「スタディング」
特徴としてはスマホだけでも簡単に受講ができて、格安で始められることで人気を集めてきています。
メリット
・とにかく料金が安い
・実績も出ている
何と言っても格安で手軽に受講できるのが最大のメリット。
学生を中心に人気を集めているものの、その実績から社会人の方からも信用を獲得している右肩上がりのスクールです。
デメリット
ネット環境が必須
とはいえ、デメリットもあります。
スマホでできるということはネットでの通信環境が必要になります。
携帯会社のプランによりですが、外で受けるには通信量が。という人には厳しいかもしれないですね。
自宅のwi-fi環境で問題はないので、大きなデメリットとは言えないですね。
⬇︎自分に合う講座を選ぶならこちら⬇︎
クレアール
スタディングに次ぐ格安の資格スクール。
ネットの評判を見ても、とにかくサポート体制がすごく、親切で融通が効くという好評ぶり。
もちろん実績もあることから受講者数も記録を更新しています。
メリット
・サポート体制が充実
やはりサポート体制が充実しているのは評判にも繋がるみたいです。
受講内容についての質問はもちろん、事務的な問い合わせ一つとっても丁寧すぎるほどとの評価。
割安で実績もある中でこういう評判は安心感があって良いかもしれないですね。
デメリット
・TACとスタディングの中間感があること
サポート体制を除いてみると、どうしてもTACとスタディングの中間感は否めないです。
実績もあり、割安とは言え、どちらもずば抜けたものではありません。
ですが、社会人を中心に問い合わせ対応など信頼につながる部分が強いので右肩上がりの受講者数。
どの資格スクールよりもキャンペーンが充実していたりするので、チェックしてみるのも良いかもしれません。
⬇︎資料請求はこちらから⬇︎
⑥ 宅建取得後のやるべきこと
宅建では、資格を取得しただけでは効力を持ちません。
合格は登録への第一条件というだけで、もう一つ条件をクリアしなければ登録もできません。
それは以下の3つの事項のうち、1つだけでも達している必要があります。
・宅地建物取引業における2年以上の実務経験
・国土交通大臣の登録を受けた、宅地または建物の取引に関する実務の講習を修了する
・国や地方公共団体や、これらの出資によって設立された法人で、宅地や建物の取得業務または処分業務に通算で2年以上従事していた
これらの要件をいずれか満たせば晴れて登録手続きができることになります。
2つ目の実務の講習ですが、実務経験が2年未満の人はこの講習を受けることが必須になってきます。
不動産業に勤めている方は関係ないかもですが、僕のように普通の人間は実務経験のしようがないので、こういった講習を受ける必要がある訳ですね。
講習の内容としては教材での学習と2日間のプログラムが基本となります。
申し込みをすると実務講習の教材が送られてくるので、約1ヶ月ほどでこなせる量をやっていきます。
その後は2日間のスクーリングになります。
1日目は、とにかく講師による講義を受けていきます。
2日目は、同じく講師による講義を受けますが、最後に確認テストを行います。
最後のテストで80%以上の正解率で合格という形になります。
ぶっちゃけ、警戒する必要はなく、ほぼ合格できるように講師は設定しているのでご安心ください。

以上のところまでくれば、晴れて登録することができるようになります。
登録後にはじめて宅建士と呼べる存在になれるということですね。
⑦ まとめ
いかがだったでしょうか。
おそらく当記事を読んでも難しいんだろうなあっと印象が変わらない人もいるかと思います。
そういった方は試験慣れをしていない可能性もあります。
読者さんの職業なども分からずにアドバイスをするのは的確ではないかもですので、その場合はツイッターなどDMをいただければ僕なりのアドバイスはさせていただきたいと思います。
また、証券会社に勤めていた経験から金融業界についての知識は持っている方だと思います。
金融業界で有利となる資格についてもレベル毎に無料で紹介していますので、こちらの記事を見ていただければと思います⬇︎
【知っておこう】金融業界で役立つ資格を証券マンが厳選【おすすめ】
最後に数ある中で当サイト開いてくださり、それも最後まで見てくださり、どうもありがとうございます。
僕なりに当記事さえ読めば解決できるようにまとめた記事だと思っております。
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