コラム

【解説】チュートリアル徳井義実さんの申告漏れについて【脱税?】

【分かりやすい解説】チュートリアル徳井義実さんの申告漏れについて【脱税?】

いつもREREKABLOGをありがとうございます。

今回は昨日からニュースになっている吉本興業所属のお笑い芸人「チュートリアルの徳井義実さん」による約1億2000万円の申告漏れがあったと報道があったため、よく分からない方向けに簡単に解説していきたいと思います。

こういった出来事は刻一刻と進展したりするため、公開した時点で状況が変わったりしている可能性もありますので、その点に関しましては予めご容赦ください。

また、僕自身徳井さんのことは芸能人として好きであり、決して批判をしてイメージダウンさせるつもりはなく、1人でも多くどういうことが起きているのかという事実を解説しながらお届けする記事になりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

事件の概要

10月23日(水)に吉本興業所属のお笑い芸人であるチュートリアルの徳井さんが、個人で設立した会社「チューリップ」が国税局から去年までの7年間で約1億2000万円の申告漏れを指摘されていたことが判明したことからニュースで報道されることとなりました。

 

しかも、その1億2000万円のうち約2000万円ほどが所得隠しと言われてしまっております。

 

どうやら2012年から2015年に徳井さんは個人的な旅行や洋服代などを経費に計上していたとのことで、約2000万円を国税局はそれを経費として認めなかったとのこと。

 

そして、約3400万円の追微課税を納税し、修正申告を既に済ませているとのこと。

 

当日の深夜に自身が所属している吉本興業の本社にて緊急謝罪会見をし、「想像を絶するだらしなさで3年間も納税を先延ばしにしてしまった」と反省しておりました。

 

今後の活動に関しては関係している方々や僕たち国民から「必要ないと言われたら仕方がない」と引退する覚悟も表明しております。

 

ざっくりですが、当日報道があってからはこのような流れで進展していっている状況です。

 

既に追微課税を納税していたり、修正申告を済ませているとのことなので、国税側とのやりとりに関しては既に進んでいるようですが、国民からの声がこれからどうなっていくのかという段階になります。

 

まとめると、問題が【申告漏れ】【私用のための経費計上】の2つに分かれていく問題になっております。

 

そもそも所得税とかよく分からない方へ

今回の問題を知るにあたって、軽く所得税や法人税などの解説をさせていただきたいと思います。

もしFP試験受ける方がいれば、覚えておかなければいけない点になりますので覚えましょう!

 

今回徳井さんは売上を会社から役員報酬として給料を受け取っており、直接売上を個人として受け取っていないことを頭に入れておいてください。

文字だけでは難しいと思いますので、個人で受け取る場合と会社を通して受け取る場合の比較を図で作ってみました。

 

まずは、売上を直接個人として受け取る場合の図になります。

 

所得税ですが、受け取る所得の金額に応じて税率が変わってきます、同時に住民税に関してもかかってきますので合算すると、徳井さんの場合約50%か55%も税金を納めなければいけないことになります。

 

課税対象の所得の金額税率控除額
195万円以下5%0円
195万円を超え、330万円以下10%97,500円
330万円を超え、695万円以下20%427,500円
695万円を超え、900万円以下23%636,000円
900万円を超え、1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円を超え、4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円

 

更に住民税に関してもかかってきます。約10%ですね。

つまり、実質的な所得税は【所得税+住民税】になります。

改めてそれを考慮した税率が以下の通りになります。

 

課税対象の所得の金額税率
195万円以下15%
195万円を超え、330万円以下20%
330万円を超え、695万円以下30%
695万円を超え、900万円以下33%
900万円を超え、1,800万円以下43%
1,800万円を超え、4,000万円以下50%
4,000万円超55%

 

おそらく上の添付した画像には50か55とありますが、おそらく徳井さんレベルなら55%のMAXが課税されることになるのではないかと思います。

 

一方、今回徳井さんのケースだった会社を通した場合ですが、以下の図を参照ください

 

 

ざっくりこんな図になるかと思います。

 

法人税率は大体30%なので売上にかかる税金は約30%という形になります。

 

最終的に役員報酬として受け取り、それにかかる所得税も控除などを考慮すると圧倒的に節税が出来ます。

普通はこの手法をするのがこのレベルの方々は一般的なことかもしれません。

 

徳井さんはこれを上手く利用し、会社を立ち上げて税負担を軽減するようにしていました。

これ自体は悪いことではなく、結構な割合でこの形を取っている方は多いかと思います。

今時1円で会社を個人でも設立できますからね。

 

1つ目の問題点

先ほど、上記の見出しで税金について簡単に解説しました。

 

今回問題とされている1つ目の問題点ですが、売上を会社に、そこから役員報酬というのは良いんですが、そこの納税、いわゆる決算をしなかった。つまりは納税をしなかったことが問題とされております。

それも3年間ですね・・・

 

社会人としてありえない、怠慢だったでは済まされないことで、きつく言えば捕まるレベルであります。

そもそも顧問税理士の方は何をしていたのか。という点に目をつける方がほとんどだと思います。これ関してはおそらくですが、顧問税理士はいないのではないかと推測しました。

 

いや、本来はありえないんですよ。顧問税理士がいて・・・

 

記者会見では「ルーズだった」「もっと密に話すべきだった」とありますが、そういう問題ではない気もします・・・

 

色々と憶測になりますが、顧問税理士はおらず、決算期に近くなったらお金を払って依頼をする、いわゆるスポット依頼と呼ばれたりもしますが、単発的に依頼をしていたのかもしれないですね。

 

そうなると自発的に動かなければ事は何も進まないですし、自己判断の部分も出てくるのでこの後の見出しで書く「経費計上問題」にもつながってくるなあと個人的に思いました。

 

とても3年間、税理士さんが何もしなかったとは考えにくいです。

 

この規模の会社が顧問税理士とか監査とか置かないのが不思議なところです。

もしかしたら、考えたくはないですが、本当に狙っていたのか・・・

 

2つ目の問題点

事件の概要の方で約2000万円の経費計上が国税局によって認められなかったと書きましたが、これが2つ目の問題点として話題になっています。

 

ざっくり言うと、私用の洋服代や旅費を経費として計上していたとのこと。

まあそんなの国税局が許すわけがないんですよね。

 

本人は記者会見にて「洋服は衣装代、旅費はネタ収集のため」などと補足をしていますが、ちょっと怪しい部分はあります。

 

物は言いようという何でもありになっちゃいますよね、経費・・・

 

実際グレーゾーンな部分ってあちこちで溢れているとは思いますが。

 

今朝、お笑いコンビ「ココリコ」の田中さんがコメントをされていましたね。

 

要は田中さんも個人の会社を設立されており、同じようなフローで納税をしているという。

田中さんは経費で落ちるのかジャッジが難しいので1〜2ヶ月に1度は領収書を見せて落ちるもの落ちないものを相談したりしているそうです。

 

いや、本来これが普通のあるべき姿なんですよ・・・

 

田中さんはたしかに経費の対象をジャッジするのは難しいからもっと密にやり取りができたら良かったのかなと徳井さんをフォローしていますが、そもそも僕の憶測では顧問税理士がいなかったと考えると相談も出来なかったのかもしれないですね。

僕もそうですが、本当に難しいので自己判断で経費に手を出すと痛い目に合うかもしれないです。

 

前にいた会社でも怪しい経費の使い方をしてる人もいましたが・・・笑

 

とにかく田中さんのように慎重に納税することが望ましいと考えます。

 

ココリコ田中さんのコメントで一層徳井さんのミスが浮き彫りになってしまっていますね・・・

 

とにかく、徳井さんは旅費などの経費に関して訳を話しておりますが、もしかすると嘘でも認めてしまった方が印象は悪くならないのかもしれないですね。

 

そんな訳で少し話が逸れましたが、今回この経費の部分が納税対象として追微課税として計上されることになりました。

今もなお国税局さんが色々とジャッジをされているみたいなので、今後出てくる報道にもチェックしていきたいところです。

 

最後に

ここまで昨日から話題になっているチュートリアルの徳井さんに関する申告漏れ報道を簡単に解説してきました。

これを読んだ後に少しでも得ていただけるものがあれば幸いです。

 

新聞なんかでは少し抜けていることがあったり、そもそも所得税の知識が少ない方だとふわっとしかわからないニュースだったと思います。

 

テリー伊藤さんのコメントでは激怒を表していましたね。たしかにしっかりと納税している人たちからすると「ふざけるな、どれだけ俺らが払っていると思ってる!」と罵倒されても言い返せないですね。

 

納税部分に関しては間も無く解決しそうですが、芸能人としての立場に関しては今後しばらく話題になっていそうですね。

 

冒頭でも書きましたが、ここまで書いてきたのは徳井さんのイメージダウンを望んだものではなく、事実に関して解説をしてきました。

僕自身徳井さんは大好きなので、1日でも早く国民から信頼を戻して活躍を楽しみにしていたいなと思っております。

 

今後もしっかりとニュースをチェックしていきましょう!


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