


このような疑問や悩みを解決していく記事になります。
また、多くの記事が出回っていますが、このページだけで基本的に分かるように記事構成をしています。
結論として、自作PCの方がコストが抑えられて、市販されているものよりも性能を高めることが出来るのでおすすめ。
順に解説していきます。
はじめに
まず、初心者の人にとって「自作PC」が一体どういったものなのか知らないという人も多いと思います。
簡単に言えば、自身でパーツを買い揃え、自身で組み立てるパソコンのことをいいます。
実はこの自作PCというのは今に始まったことではなく、かなり昔から一部の間で好まれていました。
しかし、当時は一つ一つのパーツが恐ろしく高価なものだったので、お金持ちの人にしか向いていなかったのが広く流行らなかった原因です。
現在では、多くのメーカー参入や海外からの輸入品、パーツに使われる材料のコスト減によって当時に比べて大幅に安く販売されるようになりました。

こういった時代の流れから自然と自作PCが流行っていくことになります。
その裏には、市販されているパソコンを買うよりもコスパが良く、好きなように組み合わせられるロマンがあることから注目を浴びてきます。
当時ではお店で売っているものを購入する方がお得でしたが、今は違います。

今では自作PCをするとなるとゲーミング用途が主流で、パーツもそれに合わせたものが多いです。
最近ではちょっとしたニュースでこのような記事が話題でした。
Yahoo!ニュース藤井聡太二冠「自作PC」の値段にパソコンマニアもびっくり

こちらは藤井さんがパソコン好きということだから。ということでしたが、一般的な人にも意外と身近なものになってきています。

全ての店舗ということではありませんが、最近の家電量販店では自作PCに使うパーツが取り扱われていたりします。
つまり、お店としても需要があるから販売するので人気があるジャンルということが分かります。
某電気屋さんに行った際に店員に実際話を聞いた際のやりとりがこちら。
僕「やっぱ最近は自作PCの需要が高まっているんですか?」
店員「そうですね、やっぱり自由度も高いですし、ちゃんと選べばうちの店とかに置いてあるPCよりも安くなりますからね」
僕「ぶっちゃけた話、そうなるとパソコン売れなくて厳しそうですね」
店員「そんなこともないんですよ、パーツが売れるのはもちろん、マウスやキーボードも相乗して売れるので、パソコンが売れないのは意外と問題なかったりですね」
店員「あ、でも、売れてくれるのは本当は嬉しいんですけどね」
といった感じでどうやら自作PC需要が高くて客足も増えてきているのが現実みたいです。
正直、僕みたいな人は通販で注文しちゃうけど、実際に店舗にあるなら見に行ってみようとは思えますね。
少し長くなってしまいましたが、こちらの記事ではこの流れで解説をしていきます。
記事構成
・自作PCのメリット
・自作PCのデメリット
・基本的な構造について
・初心者におすすめの構成を紹介
・まとめ
こういった流れでいきます。
また、記事の信頼性として以下を参考にしてもらえたらと思います。
記事の信頼性
・実際に自作PCを作った経験がある
・市販のPC購入経験もあって実際に比較している
主に実際に作った経験があることから記事にして伝えたいと思ったきっかけです。
こちらの記事がその自作PCを作った際のレビューです。
【予算10万円】自作ゲーミングパソコンを組んでみた【RTX2060】
では、早速解説していきます。
自作PCのメリット

メリット
・市販のPCよりも安く、高性能にすることができる
・パーツを組み替えることで、PCをアップデートできる
・不要になった際に高く売れやすい
細かく見ていきましょう。
市販のPCよりも安く、高性能にすることができる
これは自作PCの最大のメリットと言えることかもしれません。
通常市販されているPCというのは店側と作成コストをかけたメーカーの利益が考慮された価格なので、スペックに対してやや高い印象が持てます。
ところが自作PCだとパーツ毎の販売になるため、作成コストの部分がカットされることになります。

パーツを組み替えることで、PCをアップデートできる
スペックが足りない時や故障した際に原因となるパーツを交換することで解消することができます。
市販の場合は初心者にとっては中身がいじりにくかったり、専用のパーツを使われていたりすると厄介になります。
市販も組み替えることはできますが、自作の方が初心者には優しくて安心です。

不要になった際に高く売れやすい
パソコンですから、いつかは不要になる場合も出てきますよね。
市販のPCの場合だとそのメーカーのパソコンとして売る必要がでくるので年式によっては値段がつかなかったりします。
自作の場合は各パーツのスペックを重視されるため、売れやすいです。
また、パーツ交換の際にパーツ単体でも売れるのは自作ユーザーとしては嬉しいポイントになると思います。

自作PCのデメリット

デメリット
・基本的に保証が効かない
・構成案を考え、パーツをそれぞれ購入するのに手間がかかる
細かく見ていきましょう。
基本的に保証が効かない
これが自作PCの最大のデメリットになるかもしれません。
市販のメーカーパソコンの場合、多くのケースとして1年間ほどの保証が効くことが多いです。
一方で自作の場合は型番も何もないので、保証が受けにくいです。受けられるとしてもパーツ毎になりますし、初期不良を除くと保証がほぼ効かないです。
そういった意味で自作PCは何かあった時の備えが弱点となります。

構成案を考え、パーツをそれぞれ購入するのに手間がかかる
ちなみにこれは一般的にはデメリットになりますが、興味のある人やハマっている人からすると最高にメリットなことになります。
自作PCには基本的にレシピとなるものがありません。そのため、皆ネットで調べたりして予算との兼ね合いを見ながらパーツ選びに励みます。
その時間がデメリットに感じる人にとっては地獄の時間かもしれません。デメリットと言っても、ただそれだけのお話です。

基本的な構造について

基本的に最低限揃えておきたいパーツというものが自作PCにはあります。
先にまとめときます。
パーツ一覧
・CPU
・GPU
・マザーボード
・メインメモリ
・ストレージ
・電源
・ケース
最低限でこの7つを揃える必要があります。
それぞれ簡単にどういった働きをするのか解説していきます。
CPU
パソコンにおいて心臓の部分となるパーツになります。
シンプルに高価な物は性能が高く、価格が下がるにつれて性能も落ちていきます。
他のパーツが凄くても心臓となるCPUが弱ければ意味がないので、予算の重きを置くならCPUを最優先するべきでしょう。
現状主なCPUは以下の2シリーズ
CPU
・Core iシリーズ/Intel社
・Ryzenシリーズ/AMD社
昔はIntelのcore iシリーズの一人勝ちな市場でしたが、最近は価格が抑えられてcore iシリーズに劣らないクオリティを出しているAMD社のRyzenシリーズが人気になってきています。
派閥が起きるほど、どちらが上に立っていくのか競争が激しい状態にあります。

GPU(グラフィックボード)
こちらは映像などの負荷がかかるものを処理するための重要な肺のようなもの。
なくてもパソコンは成立しますが、今時動画を視聴するにも搭載するのが当たり前ですね。
CPUに続いて強化するべきパーツはこのGPUで間違いないでしょう。
性能が高いほど、ゲームなども快適になるので注目するべきパーツです。

マザーボード
名前にある通り、パソコンの母体となるのがマザーボードです。
このマザーボードに対してCPUやGPU、メモリなどを取り付けていくことになります。
希望のケースサイズや使用するパーツが対応しているかを見極めて選ぶ必要があります。
大きな性能の差は感じにくく、初心者は安いマザーボードでも問題はなしです。

メインメモリ
メモリと聞くと容量のことをイメージしてしまいますが、PCにおけるメインメモリとは作業机のような物になります。
何か作業する際に机は広く大きい方が作業効率は高くなりますよね。
メインメモリとは一時的に記憶させるもののことで、保存をしておけるメモリのことではないので注意が必要!
目安として16GBがあれば現状困ることは少ないと思います。
予算的に厳しければ最低でも8GBに抑えておいた方がいいです。

ストレージ
こちらがパッとイメージできるメモリのことになります。
データを保存しておけるメモリです。
今では2つのストレージの種類があります。
ストレージの種類
・SSD
・HDD
いずれも耳にしたことがあるはず。
SSDがおすすめで、高速に処理ができるメモリのことで最も採用される種類です。
その代わり、やや価格が高めなのが気になるポイントになります。
一方で、HDDは本音を言えばおすすめできないです。
昔ながらの仕様で、速度は遅いです。
その代わりSSDが主流になったことで価格が安くなっているのが特徴です。

電源
ある意味このパーツがなければ起動すらできないので軽視できないパーツ。
価格の幅もあり、どれを選べばいいのか初心者が迷うパーツかもしれないですね。
結論を言えば、550W以上の電圧が出せるものであればどれでも良いと思います。
それ以下ですと電力不足でうまく作動しないといったエラーも起こりやすいので550W以上のものを選択しましょう。

ケース
ただパーツを収納するだけではなく、ファンでの冷却やインターフェイスの充実を実装するのに重要な役割を果たします。
マザーボードのサイズに合わせてケースも大きさがありますが、大体はATXと記載されているケースの購入で間違いはありません。
そこまで高価な物を購入する必要はありませんが、安すぎると排熱性能が微妙だったりするので予算に合わせて最適なものを選んでいきたいですね。

初心者におすすめの構成を紹介
おすすめの構成を紹介していきますが、今回は僕も最初に作った10万円という予算の構成を発表します。
また、予算別にもっと詳しく見てみたい人は以下の記事で詳しく紹介をしています。
【最新版】予算別におすすめの自作ゲーミングPCを紹介していきます【毎月価格調査をします】
10万円の構成
・CPU:Ryzen5 3600
・GPU:GTX 1660Ti
・マザーボード:AMD B450
・メインメモリ:CORSAIR 16GB
・ストレージ:Crucial SSD M.2 500GB
・電源:玄人志向 650W
これらの組み合わせで10万円出してもお釣りが出ると思います。
また、ゲームをするにしてもプレイ環境としては悪くない状態だと思います。
初めて作る人は10万円前後の予算で組んでみることをおすすめします。
まとめ
今回は自作PCについて、全く知識がない人向けに解説記事を執筆しました。
自作PCが安くて高性能でロマンがあることくらいは知識がない人でも想像はできると思います。
ですが、実際は「難しそう」という印象から市販されているPCを泣く泣く購入している人もいるとのことを知りました。
今回の記事をきっかけに自作PCについて興味を持ってもらえたり、挑戦したいという人が一人でも増えてもらえたら嬉しいです。
きっと多くの人がPCゲームをするために組みたいという人ではないでしょうか。
もしも組めた暁には、快適なゲーム環境と愛着が沸くことを保証いたします。
是非そうでない人も積極的に自作PCに挑戦してもらえたらと思います。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!
〜ゲーミング周辺機器のおすすめ記事〜
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